はじめに
こんにちはTyshi(@Tshi0709)と申します。
先日リリースされた遊戯王マスターデュエルにはまり、1月度、2月度もプラチナ1まで到達することができました。
私自身遊戯王はシンクロ召喚が登場したあたりで遊んでいたくらいだったので、マスターデュエルで再開した遊戯王は当時とは別のゲームになっており衝撃的でした。なんで誰もダムドとかゴヨウガーディアンとかブリューナクとかトリシューラとか使ってないの。。。
さて、とはいえ最近はゲーム会社各社が本気を出しており、面白いゲームがたくさんありますね。本当に困ります。
私もこれからアルセウスを捕まえに行かないといけないため、遊戯王を再開するであろう未来の私は愛用していた【LL鉄獣】の回し方なんて忘れて初心に返ってしまっているはずなので、そんな未来の私に向けてこの記事を書くことにしました。
これから【LL鉄獣】を使ってみたいと思う方の参考になれば幸いです。
LL鉄獣とは
鉄獣(トライブリゲード、以降鉄獣)の墓地をリソースとしたリンクモンスターの展開と、LL(リリカル・ルスキニア、以降LL)のXモンスターの展開を組み合わせた盤面制圧デッキ。 LLが全て鳥獣族ということで、鉄獣の共通効果によるリンク素材縛りが実質ない、鉄獣のエンジン『鉄獣戦線 フラクトール』の効果でLLを墓地に送ることもできる、『鉄獣戦線 ナーベル』を『LL-サファイア・スワロー』の効果で特殊召喚できるなど のシナジーがあり、展開のパターンが多い。
鉄獣戦線 共通効果
自分の墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。除外した数と同じ数のリンクマーカーを持つ獣族・獣戦士族・鳥獣族リンクモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。このターン、自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。
LL鉄獣の利点・弱点
利点・弱点をパッとあげてみます。
それぞれの深堀はリクエストがあればやろうかな。。。
LL鉄獣の利点
- 理想盤面がかなり強い
- サーチカードが多く『灰流うらら』の妨害を受けても止まりにくい
- 妨害されてからの妥協盤面もある程度強い
- 様々なカードの効果を連鎖させパズルのように考えることが楽しい
- LLカードのイラストがかわいい
鉄獣関連のデッキは【純鉄獣】、【十二鉄獣】、【LL鉄獣】あたりが環境に存在していますが、その中でも【LL鉄獣】は上記のような利点があります。某黄金色の罠ビートを使うよりはずっと楽しいと思います。
LL鉄獣の弱点
- LL関連カードが多いため汎用妨害カードを入れる枠が少ない
- 展開できない組み合わせがあるため若干事故率が高い(電脳界よりは事故率低い(体感))
- 墓地のカードを利用する効果が多いため除外関連に弱い
- 盤面展開をするため『鉄獣の抗戦』が使えない
- 『ス キ ル ド レ イ ン』
上記のような弱点はありますが、それを補ってあまりあるくらいデッキパワーがあるので使用する価値は十分あると思います。
デッキレシピサンプル
デッキレシピのサンプルです。
LL系列、鉄獣系列はほぼ固定(水色枠)で誘発札何入れるかは環境に合わせて調整してください。
下のレシピだと誘発抜き(水色枠)だとUR:12枚、SR:12枚です。
盤面展開例
ここからはLL鉄獣の盤面展開最終図をいくつか紹介します。
最大展開盤面
パターン①
『王神鳥シムルグ』、『戦華盟将-双龍』、『ミストバレーの巨神鳥』、『LL-アンサンブル・ロビン(X素材3)』、『烈風の結界像』、『FNo.0 未来龍皇ホープ(X素材3)』
妨害は「表側表示カードバウンス1回」、「魔法・罠・モンスター効果無効1回」、「特殊召喚成功したモンスターをバウンス3回」、「風属性以外のモンスターを特殊召喚できない」、「モンスター効果無効1回」
最大展開できた場合の最強盤面。ほぼ勝ちます。
『ミストバレーの巨神鳥』の効果は『ライトニング・ストーム』、『サンダーボルト』、『拮抗勝負』などの盤面ひっくり返し魔法・罠を無効にしましょう。
パターン②
『王神鳥シムルグ』、『戦華盟将-双龍』、『ミストバレーの巨神鳥』、『LL-アンサンブル・ロビン(X素材4)』、『鉄獣戦線 キット』、『FNo.0 未来龍皇ホープ(X素材3)』
妨害は「表側表示カードバウンス1回」、「魔法・罠・モンスター効果無効1回」、「特殊召喚成功したモンスターをバウンス4回」、「モンスター効果無効1回」
こっちもパターン1に負けず劣らずめちゃくちゃ強いです。
妥協盤面
LL関連カードがない場合 or 止められた場合の妥協盤面
妨害は「風属性以外のモンスターを特殊召喚できない」
意外と強い。『烈風の結界像』を倒さないと特殊召喚ができないため大体ターンが返ってくる。シムルグが処理されずに残ると『ミストバレーの巨神鳥』やLL系を特殊召喚し、返しのターンで決める。
※『烈風の結界像』ではなく『ミストバレーの巨神鳥』を出すのもありだが、相手からすると『烈風の結界像』の方がキツイことが多い(体感)
鉄獣関連カードがない場合 or 止められた場合の妥協盤面
『LL-アンサンブル・ロビン(X素材4)』、『FNo.0 未来龍皇ホープ(X素材3)』
妨害は「特殊召喚成功したモンスターをバウンス4回」、「モンスター効果無効1回」
『LL-アンサンブル・ロビン』で特殊召喚を擬似的に封じることができるのが強い。また、『FNo.0 未来龍皇ホープ』は戦闘・効果破壊耐性を持ち、フィールドのモンスターカード効果を無効にした場合なぜかそのモンスターのコントロールを奪えるので盤面制圧力が高い。
先に紹介したLL関連効果を止められた場合の展開より強いので、どちらも手札にある場合は妨害を考えて鉄獣系から入るとこの盤面を残しやすい。
気をつけて!初心者がやりがちなミス6選!
ここからはLL、鉄獣を触り始めた人が1度は陥るミスを紹介します。
やらかした時は理解できず負けることもあるので、事前に頭に入れておきましょう。多分3月の私もやらかすはず。
鉄獣共通効果 〜リンク先空けてる?〜
鉄獣共通効果でリンクモンスターを特殊召喚する際に、すでにEXモンスターゾーンにモンスターがいる場合そのリンク先にしか特殊召喚できない。
展開の初動で召喚することがある『転生炎獣アルミラージ』や『鉄獣戦線 徒花のフェリジット』、『アクセスコード・トーカー』をEXモンスターゾーンに召喚後、鉄獣モンスターを召喚する際はリンク先を埋めないようにしよう!
鉄獣共通効果 〜リンク素材縛り発生!〜
鉄獣戦線の共通効果には、効果発動後『獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない』縛りが発生する。
『転生炎獣アルミラージ』はサイバース族のため鉄獣共通効果使用後はリンク素材にできないので注意!
また、『王神鳥シムルグ』は自身の効果によってリンク素材にできないので注意!
※『アクセスコード・トーカー』につなげる場合は『鉄獣 銀弾のルガル』を経由すること!
鉄獣共通効果 〜蘇生制限満たしてる?〜
鉄獣戦線の共通効果によって特殊召喚したリンクモンスターは蘇生制限を満たしていないため、墓地・除外ゾーンから特殊召喚することができない。このデッキだと蘇生機会はほぼないので気にしなくていいが、LL鉄獣以外の鉄獣デッキには『鉄獣の抗戦』が入ることが多いため、知識として知っておこう。
『LL-バード・コール』効果 〜サーチ先と特殊召喚対象〜
『LL-バード・コール』で持ってきたLLと同名のLLは、『LL-バード・コール』の後半の効果で特殊召喚できない。
手札にある特殊召喚したいLLと同名のLLはサーチしないようにしよう!
『鉄獣戦線 ナーベル』のサーチ手段
『LL-コバルト・スパロー』(特殊召喚時)、『LL-リサイト・スターリング』(X素材をコストに発動)
※『LL-バード・コール』はLLしかサーチできないので注意。
『LL-ベリル・カナリー』の効果 〜X召喚以外のEX特殊召喚制限〜
『LL-ベリル・カナリー』の効果発動後はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚ができない。(融合・シンクロ・リンク召喚できない。)
※鉄獣の効果も使用不可能になるため、『LL-ベリル・カナリー』特殊召喚効果は展開の一番最後に使うこと
終わりに
いかがだったでしょうか。未来の自分に当てたメモのような気持ちで書いたので、内容が足りない部分もあったかもしれません。追加した方がいい「やりがちなミス」などありましたら気軽にDMいただけると幸いです。
読んでいただいた皆様と3月の自分がプラチナ1になれることを願っております。
コメント