集計対象
今回は以下の大会を集計しました。
JCG Shadowverse Open 17th Season Vol.1 3月31日 2Pick大会 グループ予選
JCG Shadowverse Open 17th Season Vol.1 3月31日 2Pick大会 決勝トーナメント
JCG Shadowverse Open 17th Season Vol.3 4月3日 2Pick大会 グループ予選
JCG Shadowverse Open 17th Season Vol.3 4月3日 2Pick大会 決勝トーナメント
JCG Shadowverse Open 17th Season Vol.4 4月4日 2Pick大会 グループ予選
JCG Shadowverse Open 17th Season Vol.4 4月4日 2Pick大会 決勝トーナメント
集計結果
まず全体です。
続いて決勝トーナメント出場者のクラス選択一覧です。
最後に、今大会の上位者のクラス選択一覧です。
考察・分析
勝数から推測するクラス順位
- 全体(総合):Nm > E > B > W > D > V > Nc > R
- 決勝T進出者 :Nm > E > W > D > B > V > Nc > R
- 上位者 :Nm > W > E = D > B > R = Nc = V
考察
DOV環境になって初のJCG集計です。前環境のBANクラス筆頭だったE, Nmが新カードの影響で大躍進し、1位2位クラスになりました。
今環境の2Pickは、前期の強力なニュートラルカードが落ちたことにより全体的なパワーが下がった印象。その中でも『爆炎の魔神』、『ゴブリンスクラム』、『神話の剣』が落ちたことにより、多面処理を各クラスカードで補わなくてはいけなくなりました。(オーバーヒートデーモンはまだまだ健在ですが…)
それに伴い、多面処理がゴールド・レジェンドに多いクラス(Nc, R)は1試合中に使える多面処理カードが少なくなりやすく、処理できずに押し切られてしまう展開になりやすそうです。
E, Nmの順位が上昇した理由もこの多面展開・多面処理が重要なキーワードとなりそうです。
Eの新規追加カード『瘴気の妖精姫・アリア』、『陽光のエルフ』は多面処理+多面展開両方をこなせ、処理はできませんが『オシャレハザード・ネルシャ』は1枚で最大5体の2/2フォロワーを並べることができます。これらのカードにより、相手の盤面を返しつつ強い盤面を同時に作ることができ、勝ちやすい展開にもっていきやすいのではないでしょうか。
Nmはパラダイムシフト関連のカードが落ちてしまいましたが、新規追加カードで改めてパラダイムシフト関連カードが加わりより強力になった印象。特に『アームメカニック』は多面展開・多面処理・リソース確保を同時に行えるスーパーカードで、中盤・終盤で大きく有利を取ることができるようになりました。そのほか、突進もちのプライムアーティファクトを召喚できる『空間の開錠』も厄介で長期戦にもつれ込むとジリジリと有利を広げることができます。Nmを相手にする際には長期戦は避けるような試合展開を意識する必要がありそうです。
終わりに
簡単にですが以上です。皆様に少しでも新しい気づきがあると幸いです。
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